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1stフルアルバムと先行シングル「ロックスターと魔法のランプ」に収録された「シャルル・ゴッホの星降る夜」。
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シングル「ロックスターと魔法のランプ」

この曲はフィンセント・ファン・ゴッホの「星降る夜」がモチーフになっていることは容易に想像できると思いますが、ゴッホの生涯よろしく、少し悲しい運命をたどる曲となってしまいました。

2013年4月13日に発売されたシングル『ロックスターと魔法のランプ』は、メジャーデビュー後に発売された2012年5月の『蜃気楼』、11月の『まぼろしアンソロジー』の2枚のミニアルバムに続く作品で、1stフルアルバムの先行シングルとなる、正に勝負タイミングで出されたシングルでした。

『まぼろしアンソロジー』のレコーディングが終了してすぐに、シングルをどうするかを考えて始めたわけですが、そのシングルの表題曲を意識して作られたのは実は「シャルル・ゴッホの星降る夜」だったのです。

ユニバーサルJという巨大レーベルで生き残るにはいろいろ高いハードルが設定されており、当然このシングル〜フルアルバムの流れでバンドをとりまく状況は大きく変わることは、チーム全体が理解していることでした。
(ユニバーサルJはスピッツやPerfumeやら福山雅治やら、とにかくビッグネームがひしめくユニバーサルミュージックの主力レーベルですから。。。)

バンドとしても覚悟を決めて、キャッチーとはどういうことなのかとか、かといって単なるPOPに陥ってはならない、バンドのアイデンティティはなんのか、そんなことはつまらないプライドなんだとか、とにかくいろんなことを考えて、議論しながら、悩み、迷い、この曲が出来上がっていきました。

実はバンドが当初用意したデモはもっとポップよりな雰囲気に仕上がっていたのですが、チームのスタッフから「ここまでポップなものをあげてくるとは思わなかった。バンドの方がスタッフより覚悟が出来ているのかもしれない。」と言われて、結局はもう少しロックというかいつもの雰囲気に寄せる感じに修正していったわけです。

結果、バンドとしては、キャッチーかつこれまでのピロカルピンらしさも感じられ、新しい面もだせたシングルらしい曲に仕上がったと思っていたのですが、ことはそんなにすんなり進みません。

「出だしのキーが高すぎる」「『さよなら』という出だしがネガティブな印象になる」、などなど、バンド側からは想像もできない指摘がまわりから上がってくることになりました。
いろんな意見があるのは然るべきです。これはチームでやっている以上当然のことですし、ユニバーサルJというレーベルカラーを考えれば、そういう発想もあるのだと理解することはできます。
この曲を表題曲にすべきという意見もあれば、違う方がいいという意見も出来てチームの足並みは揃っていませんでした。
本編の歌詞ももう少し、違った言葉がいろいろ入っていたのですが、ネガティブな要素は排除するという方針で、なんとかこの曲を表題曲にしようという方向で修正することにしました。

が、結局は表題曲になったのは『ロックスターと魔法のランプ』です。

カップリングの曲をどうするかということになり、バラードの「モノクロ」ともう一曲の候補として「ロックスターと魔法のランプ」が上がってきました。
この曲はピロカルピンの中ではかなりストレートな曲で、バンドはカップリング的な曲だと思っていました。その前提でレコーディグを始めたのですが、「ストレートなサウンドがすっと耳にはいってくる」「歌詞がいい」など、この曲を評価する声が上がってきたのです。

シングル用に容易された3曲がレコーディングされた時点でどの曲を表題曲にするかは決まっていませんでした。
バンドは「シャルル・ゴッホの星降る夜」を表題にしてほしいと思っていましたし、それは伝えていましたが、プロモーション的な部分の決定権はレーベル側にありますし、客観的に見た意見がバンドを伸ばす可能性もあるので、最終的には判断はレーベル側に任せることにしたのです。

その結果「ロックスターと魔法のランプ」が表題曲になりました。

ただ誤解してほしくないのは、バンドはこの決定を恨んでいるわけでも後悔しているわけでもありません。
「シャルル・ゴッホが表題だったらどんな反応があったんだろうかな・・・」とは思わなくはないですが、それはわからないことですから。
もし後悔があるとすれば、「シャルル・ゴッホの星降る夜」が誰しもが、「これだ!」という曲に仕上げられなかった自分たちの力の無さということですね。それが出来なかった以上、致し方のないことです。

今になってこの話をしたのは、もう時効かなって思ったからです(笑)
当時にこんなこと言ってたら、いろんな意味で大問題ですからね(笑)
チームで活動している以上、自分の思い通りにならないことは多々あります。でも議論を尽くして決定した以上は、それに向けて全力でがんばる必要があります。
だからバンドは気持ちを切り替えて、努力しました。

まあ、「モノクロ」も含めて、3曲全部聴いてほしいという思いはあったので、ニュースはこんな感じになっていたんですけど(笑)
http://natalie.mu/music/news/85884

また、シングルからアルバムに収録される曲は通例では表題曲の一曲のみです。

「生前には評価されることがなかったゴッホ、その運命をたどるかのように、「シャルル・ゴッホの星降る夜」もシングルのカップリングで終わってしまうのか。。。」と、それはあまりにも悲しいため、バンドはこの曲もアルバムに入れて欲しいと懇願して、レーベルも了承してくれました。

結果、「シャルル・ゴッホの星降る夜」はアルバムを彩る曲として、日の目をみることができたのです。

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アルバム『太陽と月のオアシス』


今日は、そんな「シャルル・ゴッホの星降る夜」の秘密について書いてみました。


あ、ちなみに、「ゴッホの名前はフィンセント・ファン・ゴッホなのになんでシャルルなんだよ!」っていうと、もともと曲名を決めるときに、松木さんが勘違いして、途中までだれも気づかなかったんですよね(笑)
で、途中で「あれ?」と気づいたわけですが、「シャルルのが響きがいいしいいじゃん」とかそんなノリでそのままになりました(笑)
名前が「シャルル」になったことで、日の目をみることが出来たのかもしれないですね。。。なんて。

「シャルル・ゴッホの星降る夜」の試聴はこちらから


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philosophy.jpg
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出演:
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ピロカルピン
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チケットぴあ Pコード:275-198
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バンド予約:ライブ予約ページにて取置きを承っています。






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2015.10.03 Sat l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top

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