FC2ブログ
フジファブリックのmusicをようやく聴いた。

乱暴な言い方をしてしまえばQUEENのMade in Heavenと同じ立ち位置の作品ということになろうか。

ピロカルピンはフジファブリックにも似てるとたまに言われるけど、個人的にはそこまで思い入れもなく、何気なく聴いたんだけど、結構心を掴まれた。

僕はQUEENのINNUENDO収録の「show must go on」がいろんな意味で史上最高のボーカルだと思っているのですが、なんとなく、それに近い感覚を感じた。
QUEENの場合は死ぬ事を分かっていながら、最後まだ作業を遂行しているわけだからちょっと違うのだけど(made in heaven は死後ですね)。

当然、それにはこの作品の背景を知っているからかもしれないけども。

一つ言えることは、ボーカルがラフな感じがとてもスッとはいってくる。

なんというか、デモに近い飾らない感じがするんだ。
僕もピロカルピンの作品をつくる時に、当然デモを作る訳だけど、最後までそのデモの感じが再現できないことがある。
それがなんなのかって考えても難しいんだけど、細かい事を考えずにラフに思いのままにやっているからかもしれない。

当然、最終的なレコーディングとなると、しっかりやんなきゃ、キレイにやんなきゃ、音程がずれたらダメだとか、そういうことを気にしちゃうわけで。


でも、決してこのフジファブリックのmusicがラフだといっているわけじゃない。
音もキレイだし、しっかりとメジャーの作品のレベルを保っている。

ただ、デモにもあるような、そいういう「香り」がするということだ。

リスナーにはデモがどんなんであるかなんてわからないから比較しようは無いだろうけども。
たまに、デモを企画盤とかで出してるバンドもあるよね。
聴くととても興味深く思う。

まあ、ピロカルピンに関しては、デモは本当に適当なので、お聴かせ出来るレベルにないのが残念なのですがw


そして、残されたメンバーのやさしい気持ちが伝わる音だなと。
こういう音楽を聴くと、気持ちを音は繋がっているんだと再認識するわけで。
そういうことで、フジファブリックの「music」非常に耳障りがよい作品だと思った。
スポンサーサイト



2011.04.25 Mon l 随想 l コメント (2) トラックバック (0) l top