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しばらくお休み(?)していたギターレッスンですが、再開したいと思います。
とは言っても、そんなにたくさんはできないので早々に締め切るかもしれませんが、ご興味ある方は連絡ください。

◼︎対象 ギター初心者〜中級者くらいまで
◼︎料金 スタジオ代込 3,500円(税込)/時間
◼︎場所 東京・下北沢のスタジオ

・基本は1レッスン1時間
・レッスン時間や頻度はご都合に応じて対応します。
・内容もギターを始めて触るという方かから、ちょっとは弾けるけどもう少しステップアップしたいという方など、状況に応じてご相談させていただきます。ギターを持ってないという方も購入からサポートします。
・レッスンの課題曲はピロカルピンの曲であれば、世界で一番詳細なレッスンをします!(当たり前笑)
ピロカルピン以外の曲でももちろん大丈夫ですが、難易度の高いものは教えられないかも・・・笑
・全体的にカチッとした感じというより、割と緩めな感じで楽しんでできたらいいなと思いますので、超弩級のレッスンを希望する方は向いていないと思います(笑)
・初回はお試しとしてスタジオ代のみ(1000円)でお受けします。

連絡先は下記です。

shinjiro0503@gmail.com

よろしくお願いします!

というか気づいたらブログ全然更新してないですよね。(薄々しっていましたが)
twitterとかは更新していますが、内容が薄いし残らないですからね。

これを機にブログも再開・・・するかもという方向で前向きに検討させていただきます(笑)
(別に休止はしてなかったんですけどね笑)

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2018.07.06 Fri l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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少し間があいてしまいましたが、前回に続いて、CD制作費用を掘り下げてみます。

前回費用がかかる項目を
(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料
として分類してみました。

今回はまさに中心のレコーディング&ミックスについて書いてみたいと思います。

まず、レコーディングとミックスの関係について。
これはやっている人は良く理解しているのですが、リスナーの方にはわかりづらい項目となっているみたいです。
とくにミックスというのが具体的にどんな作業でどういう効果があるのかというのが、なかなかわかりづらいみたいです。

レコーディングはまさに文字通りで、録音することです。
演奏者が演奏した音を、マイクを立てたりして、メディアに録音することです。

現在はマルチトラックレコーディングといって、いくつかのトラックにわけて別々に音を録音するのが基本です。
演奏自体は一緒に演奏(一発録り)したり、各楽器をバラバラにとっていったりとあるのですが、一緒に演奏する場合も各楽器は別のトラックに録音します。ドラムなんかは各パーツごとに別々のトラックに録音します。
そうすることによって、後ほどのミックスの工程で加工がしやすくなるからです。

ミックスは、そのとった音を「混ぜて」、一つの曲にする作業です。
バランスよく混ぜるという意味では、ライブハウスのPAさん(音響さん)と似てるともいえますが、ライブはリアルタイムで行っているのにたいして、スタジオにおけるミックスはリアルタイムではないので、ものすごく細かいところまで気を使いますし、音をより大きく加工して、よい作品になるように様々な工夫をしていきます。
なので、ミックスといっていますが実際は「編集&加工」の作業も含まれているということですね。

ここまでで、ステレオ2chのミックス音源が出来上がるわけです。その後にマスタリングがまっています。


で、それぞれについてもう少し掘り下げてみると、「レコーディングは録音するだけなら、誰がやってもそんなに変わらないってこと??」っていうと、いやいや全然ちがいます!

まずは楽器のセッティング。
曲が求める音が出るように、プレイヤー等と一緒に追求していきます。

そして、マイキング(マイクをセッティングすること)。
特にドラムは10本以上もマイクを使うので、どんなマイクをどんな位置に設定するかで、本当に音が変わってきます。
マイクというのは、機種ごとに相当音が違います。エンジニアはその違いを熟知して、セッティングしています。
そしてマイクの音をそのまま録音するわけではなく、多くの場合はいくつかの機材を通して録音します。
この機材(プリアンプやコンプレッサー等)のセレクトや設定も本当に知識とスキルが必要です。

ギターもギターアンプの前にマイクをたてて録音するのですが、マイクの種類だったり置く位置によって音は全然変わってしまいます。なので実際に音を録りながら微調整をしていきます。

ちなみに、「一発録り」と言うことばがありますが、これは2つの意味で使われている気がします。

・みんな「せーの」で録音して、一発でOK!
・みんな「せーの」で録音するけど、何テイクかとって編集する。

おそらく一般のリスナーの方がイメージしてる「一発録り」って前者のイメージが強い気がします。
が、「一発録り」と言われてる場合の多くは、後者なんじゃないかなと思います。
ピロカルピンも後者ですね(ギターをあとからかぶせたり、Voは別途録りなおしたりします。)

え?みんな一緒にとるのが当たり前なんじゃないの?って思われる人もいると思いますが、ドラム→ベース→ギター→VOと順番に一つずつ録音していくケースは非常に多いのです。

一緒に録音するとバンド感がでますし、別々に録音するとカチッとするってかんじでしょうか。
バンドものはやっぱろ一斉にとるのが雰囲気はいい気がしますね。

でも、そこで問題になってくるのがスタジオの問題です。
一斉に録音するといっても、音はそれぞれのパートごとに別のトラックに録音したいわけです。
そうなると、それぞれの楽器ごとに仕切られたブースが、いくつか必要になってくるわけですね。
バンド録音となると、そういった部屋が4つは必要ということになります。(ドラム、ベース、ギター、VO)
そうなると何が問題かというと、ブースがたくさんあるスタジオは値段が高い!ということです(笑)

小規模なスタジオではブースが一つというスタジオもたくさんあって、3~8万/日で借りられたりします。
それが4部屋(メインフロア+3ブース)となると、10万〜30万/日とするわけですね。

まあ、それでも一斉に録音する場合は、バラバラにとるより時間は短縮されるし、何よりもバンドっぽい空気で録れるので、ピロカルピンの流通盤ではそのような方法でとっています。

さて、だいぶ長くなってしまったので、一旦区切りたいですが、レコーディング時のエンジニアさんの仕事として、あまりフォーカスされてないけど意外に重要な仕事があります。
それは、何がOKかを判断するということです。
もちろん、OKの判断は、プロデューサーだったりディレクターだったり、メンバーだったり、みんなの意見があるわけですが、エンジニアさんの意見はかなり重要です。
ここがエンジニアさんの経験の差が如実に出るわけですね。
プレイの良し悪しだけでなく、そのごの編集も踏まえた上での判断というのも必要になってくるので、かなり重要なわけです。

そうこうやって、まずいい素材をしっかりと録音していくわけですね。
それで、素材がそろったらミックスの作業に入っていくわけです。

ミックスについてはまた次回ですね。
ではでは!







2016.09.12 Mon l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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前回に続いて、CD制作費用を掘り下げてみます。

前回費用がかかる項目を
(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料
として分類してみました。

前回は(1)のリハーサルスタジオ費用(リハスタ代)について書きました。
リハスタ代は通常のバンド活動の範疇なので基本的にはレコーディング費用には含まれません。

今回は(2)のプリプロダクション(プリプロ)費用について書いてみたいと思います。
まず、プリプロダクションって何?って話ですよね。
よくプリプロ、プリプロって聞きますけどなんなのかっていうと

プリプロダクション(Pre-production)は映画などの制作において、撮影前の作業の総称である。 日本ではプリプロと略される。 脚本、絵コンテを完成させる事、スタッフ・キャストを集める事、ロケハンなどを含む。 映像制作における準備段階であり、撮影そのものは含まない。(wikipediaより)

ということで、レコーディング前の準備ってことですが、ピロカルピンにおいては、レコーディング前に本番向けにしっかりしたデモをつくって、バンドでしっかり練習しておくっていうことですね。
(なので、(1)のリハスタ費用もプリプロの範疇にも入ってくるといえば入ってきますけどね)

本番のレコーディングで使うスタジオは時間単価が非常に高いので、レコーディングスタジオ(レコスタ)でアレンジがあーだとか、プレイがどうだとかやっていると制作費用がとんでもないことになってしまうので、事前にしっかり準備しておくことで、効率よくレコーディングするってことですね。

なので、プリプロは作品のクオリティにかなり影響があるわけです。

予算が潤沢にあるプロジェクトでは、プリプロも安めのレコスタで実際にレコーディングをしてデモを録るということもあるようですが、今のご時世ではなかなか難しいことですね。

その代わりに、今は宅録というか、自分たちで録音するための機材はかなり安くなっていますので、僕らもプリプロでは、リハスタで機材を持ち込んで自分たちで録音します。

ピロカルピンの制作体制については以前にもブログに書きましたのでそちらを参照していただくとして、宅録とリハスタでの作業を行き来してデモを仕上げていくわけです。

>>ピロカルピンの制作体制についてのブログ

ということは、実際にかかる費用はリハーサルスタジオ代ということですね。
なので(1)の費用ともダブってくるわけですが、通常よりのリハスタに入る回数が多くなるので、予算として組み込んでおく方が運営としては健全ってことですね(笑)

期間的にいうと本番のレコーディング期間よりこのプリプロ期間のが長いわけです。
バンドによってこの期間は短かったり長かったりするわけですが、ピロカルピンでは3ヶ月以上はかけてやっています。

今回のクラウドファンディングのリターンメニューの中に「デモ音源」というのがあるのですが、こうやって完成した音源をお渡しするってことですね。

レコーディング本番前のデータとなるので、基本的な曲としては製品版とかわらないわけですが、細かいところだったり、全体的なバランスだったり、いろんなところに違いがあって、聴き比べることでレコーディングでのエンジニアの役割というのがよくわかってもらるんじゃないかなって思います。

と、いう感じで、プリプロでデモとバンドの演奏が固まってきたら、レコーディングに入っていくわけですね。
(実際は、レコーディングの日程にあわせて準備するので、レコーディング直前はかなり切羽つまっているわけです笑)

次回はいよいよ核心の(3)レコーディングスタジオ費用(4)エンジニア費用についてかいてみたいと思います!

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2016.08.19 Fri l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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前回に続いて、CD制作費用を掘り下げてみます。

前回費用がかかる項目を
(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料
として分類してみました。

各項目について見ていきたいと思います。

(1)リハーサルスタジオ費用

これは、レコーディングに関わらずバンド活動では普通にかかるところですね。
なのでレコーディング費用にはこの費用は含まれていないのが一般的かなと思います。

バンド活動のリハーサルスタジオ代ってどれくらいかかってるんだろう?ってのは気になるところですよね。
これはぶっちゃけバンドによりけりなので、僕もよくわかりません(笑
まあ、なんとなく一般的なものは類推できるので、その前提で書いてみます。

ライブハウスで定期的に活動しているバンドのリハーサル(練習)は1回3~4時間で週1,2回というところかなと思います。
そうなると週3~8時間っていうところでしょうか。
あとは、ライブ前になったり、レコーディング前になると増やしたりするわけですね。

で、スタジオの料金はというと、基本が1時間2500〜3500円くらいが相場です。
一回のリハで7500〜10000円くらいかかるという感じですね。
ただ、これは基本料金の話で、平日の昼間はスタジオ代が安くなったりします。
たとえば、3時間で4〜5千円とかのパックがあったり。

その感じでもろもろ考えると、月3~4万円っていうところでしょうか。

これと、あとはライブにかかる費用がバンドの基本活動費用ってことになると思います。
ライブの費用については別の話になるので、割愛しますが、ライブで利益がでるようになるのは容易なことではありません。最初のうちは完全に持ち出しです。対バンライブでの動員が20~30人位にになってようやく利益が出る感じです。
ライブ一回やって赤字が2~3万ということは、最初のうちはよくあることです。
(この辺はブログの別の記事でライブハウス考として書いてみました)

つまりはバンドは練習をして、ライブをやっているだけでは年間50~100万円くらいの赤字というわけです。
そこで、ライブの動員を増やしたり、音源を作って売ったり、グッズを販売したりして活動費を確保していくわけですね。

で、最初の話に戻りますが、この費用はレコーディング費用には含まれていません。

次からはレコーディングに関わる費用の(2)〜の項目に切り込んでいきたいと思います。

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2016.08.15 Mon l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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今回、クラウドファンディングで出資いただいた費用は、CD(アルバム)の制作費用にあてさせて頂くことになっているのですが、そもそもCDを作るのってどんだけ費用かかるの?って話をしてみたいと思います。
出資をしていただく以上、何にお金がかかるのかは説明しないといけませんからね!

ざっくりと項目であげると以下の項目になると思います。
(バンド前提。生楽器をあまり使わないもの(打ち込み系とか)だと全然話が変わってきます。)

(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料

多分、こんなものかな?と。他にもあったかな?
当然ですが、メンバーの人件費ははいっていませんし、またここから販売するとなると流通にかかる費用や、宣伝広告費などいろいろかかってきます。PVも作らないと!ってなりますね。

細かい項目をみて行く前に、ざっくりとした話をすると、しっかりとしたクオリティで作品を残すにはレコーディング費用として30万/1曲というのが、ちょっと前のメジャーでの予算の目安なのかなと思います。
(レコーディング費用は上の項目でいうと(2)~(4)の項目が該当すると思います。)

「え?そんな高くちゃ採算とれないよね??」って思われると思いますが、その通りなんです。
(2)~(4)の項目だけで1曲30万とすると、10曲で300万。

「2500円で売ってたとして、1200枚売れればいいのか。」っていうとそうではなくて、まず(2)~(4)以外の費用が入っていないし、流通させると大体卸値は半額くらいですから、一枚1250円って計算になりますね。

(1)のリハーサル費用はバンド活動としては、通常の経費ともいえるから無視して(とは言ってもレコーディング前はリハの回数増えますけどね)、(5)~(8)の費用で、ざっくり80万くらいかなって感じですので、レコーディング費用と合わせて380万。。。(プレス枚数にもよってかわるけど細かいことはまあおいておいて。)

それを1250円で割ると、3040。つまり3000枚くらい売れてトントン。

「そっか〜結構大変だな〜」って思うのはまだ早くて、ここには宣伝費が全く入っていないんですよね。
宣伝費はPVだったり広告費だったり、ちょこっとしっかりやろうとすると100万とかはすぐ飛んでいきます。。。

で、合計500万だとすると、4000枚。
このCD不況の時代に4000枚売るのはかなり大変なことです。

となると、制作費を削っていくしかないので、30万/1曲というところにメスが入るわけです。

実際今この予算で制作できるなんてのはとても恵まれている方だと思います。
(CD全盛の時代にはアルバムの予算が1000万なんてのもザラにあったという話ですが・・・)

ここまでの30万/曲というのは資金のあるメジャー等の話で、インディーズ等では予算はぐっと下がって、アルバム一枚で100万予算があればかなりいい方という感じだと思います。(50万くらいでやってる場合がほとんどかも??もっと少ないかもしれないですね。最近は。)

なんだよ50万でレコーディングできんじゃん!って話にもなりますが、なんでそこまで差が出てくるのかってのが重要でもあり、わかりづらいところなんですよね。

上記の、非常にざっくりした雰囲気を掴んだところで、各項目について掘り下げていこうかなと思います。

次回以降に。。。


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2016.08.13 Sat l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top