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少し間があいてしまいましたが、前回に続いて、CD制作費用を掘り下げてみます。

前回費用がかかる項目を
(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料
として分類してみました。

今回はまさに中心のレコーディング&ミックスについて書いてみたいと思います。

まず、レコーディングとミックスの関係について。
これはやっている人は良く理解しているのですが、リスナーの方にはわかりづらい項目となっているみたいです。
とくにミックスというのが具体的にどんな作業でどういう効果があるのかというのが、なかなかわかりづらいみたいです。

レコーディングはまさに文字通りで、録音することです。
演奏者が演奏した音を、マイクを立てたりして、メディアに録音することです。

現在はマルチトラックレコーディングといって、いくつかのトラックにわけて別々に音を録音するのが基本です。
演奏自体は一緒に演奏(一発録り)したり、各楽器をバラバラにとっていったりとあるのですが、一緒に演奏する場合も各楽器は別のトラックに録音します。ドラムなんかは各パーツごとに別々のトラックに録音します。
そうすることによって、後ほどのミックスの工程で加工がしやすくなるからです。

ミックスは、そのとった音を「混ぜて」、一つの曲にする作業です。
バランスよく混ぜるという意味では、ライブハウスのPAさん(音響さん)と似てるともいえますが、ライブはリアルタイムで行っているのにたいして、スタジオにおけるミックスはリアルタイムではないので、ものすごく細かいところまで気を使いますし、音をより大きく加工して、よい作品になるように様々な工夫をしていきます。
なので、ミックスといっていますが実際は「編集&加工」の作業も含まれているということですね。

ここまでで、ステレオ2chのミックス音源が出来上がるわけです。その後にマスタリングがまっています。


で、それぞれについてもう少し掘り下げてみると、「レコーディングは録音するだけなら、誰がやってもそんなに変わらないってこと??」っていうと、いやいや全然ちがいます!

まずは楽器のセッティング。
曲が求める音が出るように、プレイヤー等と一緒に追求していきます。

そして、マイキング(マイクをセッティングすること)。
特にドラムは10本以上もマイクを使うので、どんなマイクをどんな位置に設定するかで、本当に音が変わってきます。
マイクというのは、機種ごとに相当音が違います。エンジニアはその違いを熟知して、セッティングしています。
そしてマイクの音をそのまま録音するわけではなく、多くの場合はいくつかの機材を通して録音します。
この機材(プリアンプやコンプレッサー等)のセレクトや設定も本当に知識とスキルが必要です。

ギターもギターアンプの前にマイクをたてて録音するのですが、マイクの種類だったり置く位置によって音は全然変わってしまいます。なので実際に音を録りながら微調整をしていきます。

ちなみに、「一発録り」と言うことばがありますが、これは2つの意味で使われている気がします。

・みんな「せーの」で録音して、一発でOK!
・みんな「せーの」で録音するけど、何テイクかとって編集する。

おそらく一般のリスナーの方がイメージしてる「一発録り」って前者のイメージが強い気がします。
が、「一発録り」と言われてる場合の多くは、後者なんじゃないかなと思います。
ピロカルピンも後者ですね(ギターをあとからかぶせたり、Voは別途録りなおしたりします。)

え?みんな一緒にとるのが当たり前なんじゃないの?って思われる人もいると思いますが、ドラム→ベース→ギター→VOと順番に一つずつ録音していくケースは非常に多いのです。

一緒に録音するとバンド感がでますし、別々に録音するとカチッとするってかんじでしょうか。
バンドものはやっぱろ一斉にとるのが雰囲気はいい気がしますね。

でも、そこで問題になってくるのがスタジオの問題です。
一斉に録音するといっても、音はそれぞれのパートごとに別のトラックに録音したいわけです。
そうなると、それぞれの楽器ごとに仕切られたブースが、いくつか必要になってくるわけですね。
バンド録音となると、そういった部屋が4つは必要ということになります。(ドラム、ベース、ギター、VO)
そうなると何が問題かというと、ブースがたくさんあるスタジオは値段が高い!ということです(笑)

小規模なスタジオではブースが一つというスタジオもたくさんあって、3~8万/日で借りられたりします。
それが4部屋(メインフロア+3ブース)となると、10万〜30万/日とするわけですね。

まあ、それでも一斉に録音する場合は、バラバラにとるより時間は短縮されるし、何よりもバンドっぽい空気で録れるので、ピロカルピンの流通盤ではそのような方法でとっています。

さて、だいぶ長くなってしまったので、一旦区切りたいですが、レコーディング時のエンジニアさんの仕事として、あまりフォーカスされてないけど意外に重要な仕事があります。
それは、何がOKかを判断するということです。
もちろん、OKの判断は、プロデューサーだったりディレクターだったり、メンバーだったり、みんなの意見があるわけですが、エンジニアさんの意見はかなり重要です。
ここがエンジニアさんの経験の差が如実に出るわけですね。
プレイの良し悪しだけでなく、そのごの編集も踏まえた上での判断というのも必要になってくるので、かなり重要なわけです。

そうこうやって、まずいい素材をしっかりと録音していくわけですね。
それで、素材がそろったらミックスの作業に入っていくわけです。

ミックスについてはまた次回ですね。
ではでは!







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2016.09.12 Mon l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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前回に続いて、CD制作費用を掘り下げてみます。

前回費用がかかる項目を
(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料
として分類してみました。

前回は(1)のリハーサルスタジオ費用(リハスタ代)について書きました。
リハスタ代は通常のバンド活動の範疇なので基本的にはレコーディング費用には含まれません。

今回は(2)のプリプロダクション(プリプロ)費用について書いてみたいと思います。
まず、プリプロダクションって何?って話ですよね。
よくプリプロ、プリプロって聞きますけどなんなのかっていうと

プリプロダクション(Pre-production)は映画などの制作において、撮影前の作業の総称である。 日本ではプリプロと略される。 脚本、絵コンテを完成させる事、スタッフ・キャストを集める事、ロケハンなどを含む。 映像制作における準備段階であり、撮影そのものは含まない。(wikipediaより)

ということで、レコーディング前の準備ってことですが、ピロカルピンにおいては、レコーディング前に本番向けにしっかりしたデモをつくって、バンドでしっかり練習しておくっていうことですね。
(なので、(1)のリハスタ費用もプリプロの範疇にも入ってくるといえば入ってきますけどね)

本番のレコーディングで使うスタジオは時間単価が非常に高いので、レコーディングスタジオ(レコスタ)でアレンジがあーだとか、プレイがどうだとかやっていると制作費用がとんでもないことになってしまうので、事前にしっかり準備しておくことで、効率よくレコーディングするってことですね。

なので、プリプロは作品のクオリティにかなり影響があるわけです。

予算が潤沢にあるプロジェクトでは、プリプロも安めのレコスタで実際にレコーディングをしてデモを録るということもあるようですが、今のご時世ではなかなか難しいことですね。

その代わりに、今は宅録というか、自分たちで録音するための機材はかなり安くなっていますので、僕らもプリプロでは、リハスタで機材を持ち込んで自分たちで録音します。

ピロカルピンの制作体制については以前にもブログに書きましたのでそちらを参照していただくとして、宅録とリハスタでの作業を行き来してデモを仕上げていくわけです。

>>ピロカルピンの制作体制についてのブログ

ということは、実際にかかる費用はリハーサルスタジオ代ということですね。
なので(1)の費用ともダブってくるわけですが、通常よりのリハスタに入る回数が多くなるので、予算として組み込んでおく方が運営としては健全ってことですね(笑)

期間的にいうと本番のレコーディング期間よりこのプリプロ期間のが長いわけです。
バンドによってこの期間は短かったり長かったりするわけですが、ピロカルピンでは3ヶ月以上はかけてやっています。

今回のクラウドファンディングのリターンメニューの中に「デモ音源」というのがあるのですが、こうやって完成した音源をお渡しするってことですね。

レコーディング本番前のデータとなるので、基本的な曲としては製品版とかわらないわけですが、細かいところだったり、全体的なバランスだったり、いろんなところに違いがあって、聴き比べることでレコーディングでのエンジニアの役割というのがよくわかってもらるんじゃないかなって思います。

と、いう感じで、プリプロでデモとバンドの演奏が固まってきたら、レコーディングに入っていくわけですね。
(実際は、レコーディングの日程にあわせて準備するので、レコーディング直前はかなり切羽つまっているわけです笑)

次回はいよいよ核心の(3)レコーディングスタジオ費用(4)エンジニア費用についてかいてみたいと思います!

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2016.08.19 Fri l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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前回に続いて、CD制作費用を掘り下げてみます。

前回費用がかかる項目を
(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料
として分類してみました。

各項目について見ていきたいと思います。

(1)リハーサルスタジオ費用

これは、レコーディングに関わらずバンド活動では普通にかかるところですね。
なのでレコーディング費用にはこの費用は含まれていないのが一般的かなと思います。

バンド活動のリハーサルスタジオ代ってどれくらいかかってるんだろう?ってのは気になるところですよね。
これはぶっちゃけバンドによりけりなので、僕もよくわかりません(笑
まあ、なんとなく一般的なものは類推できるので、その前提で書いてみます。

ライブハウスで定期的に活動しているバンドのリハーサル(練習)は1回3~4時間で週1,2回というところかなと思います。
そうなると週3~8時間っていうところでしょうか。
あとは、ライブ前になったり、レコーディング前になると増やしたりするわけですね。

で、スタジオの料金はというと、基本が1時間2500〜3500円くらいが相場です。
一回のリハで7500〜10000円くらいかかるという感じですね。
ただ、これは基本料金の話で、平日の昼間はスタジオ代が安くなったりします。
たとえば、3時間で4〜5千円とかのパックがあったり。

その感じでもろもろ考えると、月3~4万円っていうところでしょうか。

これと、あとはライブにかかる費用がバンドの基本活動費用ってことになると思います。
ライブの費用については別の話になるので、割愛しますが、ライブで利益がでるようになるのは容易なことではありません。最初のうちは完全に持ち出しです。対バンライブでの動員が20~30人位にになってようやく利益が出る感じです。
ライブ一回やって赤字が2~3万ということは、最初のうちはよくあることです。
(この辺はブログの別の記事でライブハウス考として書いてみました)

つまりはバンドは練習をして、ライブをやっているだけでは年間50~100万円くらいの赤字というわけです。
そこで、ライブの動員を増やしたり、音源を作って売ったり、グッズを販売したりして活動費を確保していくわけですね。

で、最初の話に戻りますが、この費用はレコーディング費用には含まれていません。

次からはレコーディングに関わる費用の(2)〜の項目に切り込んでいきたいと思います。

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2016.08.15 Mon l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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今回、クラウドファンディングで出資いただいた費用は、CD(アルバム)の制作費用にあてさせて頂くことになっているのですが、そもそもCDを作るのってどんだけ費用かかるの?って話をしてみたいと思います。
出資をしていただく以上、何にお金がかかるのかは説明しないといけませんからね!

ざっくりと項目であげると以下の項目になると思います。
(バンド前提。生楽器をあまり使わないもの(打ち込み系とか)だと全然話が変わってきます。)

(1)リハーサルスタジオ費用
(2)プリプロダクション(プリプロ)費用
(3)レコーディングスタジオ費用
(4)レコーディングエンジニア費用(REC、MIX)
(5)マスタリング費用
(6)プレス費用
(7)ジャケット制作費用
(8)著作権使用料

多分、こんなものかな?と。他にもあったかな?
当然ですが、メンバーの人件費ははいっていませんし、またここから販売するとなると流通にかかる費用や、宣伝広告費などいろいろかかってきます。PVも作らないと!ってなりますね。

細かい項目をみて行く前に、ざっくりとした話をすると、しっかりとしたクオリティで作品を残すにはレコーディング費用として30万/1曲というのが、ちょっと前のメジャーでの予算の目安なのかなと思います。
(レコーディング費用は上の項目でいうと(2)~(4)の項目が該当すると思います。)

「え?そんな高くちゃ採算とれないよね??」って思われると思いますが、その通りなんです。
(2)~(4)の項目だけで1曲30万とすると、10曲で300万。

「2500円で売ってたとして、1200枚売れればいいのか。」っていうとそうではなくて、まず(2)~(4)以外の費用が入っていないし、流通させると大体卸値は半額くらいですから、一枚1250円って計算になりますね。

(1)のリハーサル費用はバンド活動としては、通常の経費ともいえるから無視して(とは言ってもレコーディング前はリハの回数増えますけどね)、(5)~(8)の費用で、ざっくり80万くらいかなって感じですので、レコーディング費用と合わせて380万。。。(プレス枚数にもよってかわるけど細かいことはまあおいておいて。)

それを1250円で割ると、3040。つまり3000枚くらい売れてトントン。

「そっか〜結構大変だな〜」って思うのはまだ早くて、ここには宣伝費が全く入っていないんですよね。
宣伝費はPVだったり広告費だったり、ちょこっとしっかりやろうとすると100万とかはすぐ飛んでいきます。。。

で、合計500万だとすると、4000枚。
このCD不況の時代に4000枚売るのはかなり大変なことです。

となると、制作費を削っていくしかないので、30万/1曲というところにメスが入るわけです。

実際今この予算で制作できるなんてのはとても恵まれている方だと思います。
(CD全盛の時代にはアルバムの予算が1000万なんてのもザラにあったという話ですが・・・)

ここまでの30万/曲というのは資金のあるメジャー等の話で、インディーズ等では予算はぐっと下がって、アルバム一枚で100万予算があればかなりいい方という感じだと思います。(50万くらいでやってる場合がほとんどかも??もっと少ないかもしれないですね。最近は。)

なんだよ50万でレコーディングできんじゃん!って話にもなりますが、なんでそこまで差が出てくるのかってのが重要でもあり、わかりづらいところなんですよね。

上記の、非常にざっくりした雰囲気を掴んだところで、各項目について掘り下げていこうかなと思います。

次回以降に。。。


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2016.08.13 Sat l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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いよいよピロカルピンの新アルバム制作のクラウドファンディングがはじまりました!

始まった初日なので、「はじまりました!」って感じのブログにしようかと思っていましたが、結構大事なコメントをいただいたので、そこについて掘り下げたいなと思いました。

いただいたコメントでは
・お金がないからいい作品ができないと思っていてはいい作品はできない
・いい作品をつくれていないから、売れない(お金がない)
ということをご指摘いただいたと受け取っています。

まず、コメントについてですが、このようなコメントをいただけるのはとても嬉しいことだと思います。
人は心に思っていても、伝えるに至らないことがほとんどです。
とくにこの種のコメントは、本当に応援してくださってるからこそ、書き込んで頂けるコメントだと思っていますので、ありがたく感じています。
ありがとうございます。

で、なぜ、そのコメントを受けてブログを書こうかと思ったかというと、僕らの説明が足りておらず、誤解を招いてしまっているなと感じたからです。

コメントいただいた内容については、10年以上の活動の中で、何度も言われたこともある内容ですし、もっと辛辣なこともたくさん言われてきました。そもそもの存在意義にまで言及するようなことも何度も言われましたし、そういうことを言われることについては、良くも悪くも慣れてしまっています。(最初のうちは泣くほど悔しいことも何度もありましたけどね笑)
なので通常では、真摯に受け止めながらもある程度は受け流すことも必要になっているのです。なぜなら、みんな言うことがバラバラで、みなの意見をそのまま受け入れていたら、それこそ崩壊してしまうからです。(もちろん真剣に考えた上で取り入れるべきところは取り入れています。)

今回しっかり説明しようと思ったのは、応援してくださる方からのコメントですので、同じように捉えた人も多いのではと思い書こうと思いました。

■お金がないからいい作品ができないのか。また、そう思っているのか。 

それは100%ありません。
低予算でつくられて、とても「いい作品」を僕はたくさん知っています。
僕自信も超低予算でも「いい作品」をつくる自信はあります。
最近発売したコレクションシリーズはまさにその観点でつくられています。
そして、アーティスト自らが全ての工程を担うことにより、自主制作能力を向上させ、流通盤では、その向上された自主制作能力と一流のエンジニアとの相乗効果でさらに「いい作品」を作っていくことを目指しています。

自主制作盤だったり、低予算で制作する音源をつくれば、採算的にもかなり楽になりますし、十分にバンドを活動させていくことも出来ます。そういう方法も間違いではないですし、僕らの中にも選択肢として消えているわけではありません。

実際、制作予算が減ったとして、何が削られるかというと、スタジオ代やエンジニア費用など、外部的な費用の部分です。なので、曲やフレーズ自体が大きくかわるわけではないのです。
僕らはこれまでの制作は全てセルフプロデュースで作っています(牧野さんとの共同プロデュースはありますが)ので、外的要因により作品の根本が大きく変わるということはありません。
(むしろそういうシナジー効果は今後狙いたいところですね)
それに、自主制作で作ったからといって、それで売り上げが大きく下がるわけでもないと思っています。
僕が経営者的な判断で考えるなら、予算を抑えて利益をあげる方をとるでしょう。

では、なぜ、お金をかけているのかという問題になります。
「そんなのバカだ」「やり方が間違ってる」という意見も言われたこともあります。
僕のなかでも、「ここはちょっとぐらい妥協しても。。。」って思うことも多々あります。

今回僕らがポイントにしているのは「クオリティ」です。
クオリティにはいろんな要素があって
・元々の曲
・メンバーのパフォーマンス
・レコーディングの質
などいっぱい要素があります。

楽曲やパフォーマンスは僕ら自信でがんばれる部分です。
問題は、レコーディングの質です。
自主制作でも「いい作品」はつくれますが、「レコーディングの質」という意味では、壁があります。
バンドもの以外では、そういう壁ももはやあまりないかもしれませんが、バンドもの(生演奏をレコーディングする)では、やはり壁はあると感じています。

でも、実際は、そんな違いはリスナーにはわからないかもしれません。だから、そんなものに金をかけなくていいという人もいます。
僕の考えは、「わからなくてもいい。感じてもらうんです。」ということです。
例えば、同じ素材を使った料理が2つあって、「美味しい!」って思うのと、「まあまあなんだけどなんかイマイチ」って思う料理の差って何ですか?
僕は料理は詳しくないので、その差が何故生まれているか詳しく説明は出来ませんが、自分が美味しいと思うかどうかは判断できます(当たり前のこといってますね笑)
その差を生む部分にこだわりたいということですね。

そういうのは、テマヒマであったり、長年の経験であったり、使う道具によっても変わってきたりするのです。
僕らが流通盤で特に追求したいのは、その部分であるということです。

予算とクオリティの関係は指数関数的なグラフになると思います。
20万と40万ではかなり差が出るが、100万と120万では差は微小になるという感じです。
(もちろんこれは統計的な考えなので、例外はあります)

その微小な差をどこまでこだわるかが大事なことであり、とても難しいことでもあります。
そんな微小な差は、絶対にわからないから妥協してもいいという意見も理解できます。
でも、僕は音楽は感じるものだから、どこに差があるかはわからなくても、それはリスナーは感じとっていると思っています。

特にピロカルピンを応援してくださる方は、僕なんかより、よっぽどそいういう感性がすぐれているんじゃないかと感じることが多々有ります。

だから、流通盤では、そこはとことんこだわりたいのです。
ただそうしていると、活動が非常に重いものになってしまうので、それを補填するものとして「コレクションシリーズ」を始めたわけです。

上記の点については、一晩語り明かしても語れないテーマなので、伝え切れているわけではないですが、キリがないのでとりあえずこの辺で。

いろいろごちゃごちゃ言いましたが、もっシンプルなことをいうと、作品は僕らの子供であり、分身なのです。
僕は結婚もしていませんし、子供もいませんので、親の気持ちというのは理解出来ているわけでないですが、作品に対してはそのような気持ちを持っていると思います。
子供にお金をかけて過保護にするのか!という話ではなく、必要な部分にはしっかりとお金をかけて、立派に世に送り出してあげたいということです。

そして、長年の活動で、僕らの子供は、僕らのものだけでなくなっていると思っています。
ピロカルピンの作品は、ピロカルピンを応援してくださる方の子供にもなっていると感じるのです。
(子供と言わないまでも、甥っ子、姪っ子とか?笑)

今回のクラウドファンディングは、さらにその要素が強くなるものなのかなとは感じています。

みなさんの愛情を受けて、僕らが立派に育てて世に送り出したいと思っています。

僕は経営者としては失格かもしれませんが、そのために音楽を、ピロカルピンをやっているわけではありません。
曲たちの親として、精一杯努力していきたいと思います。

よろしくお願いします!


あ、もう一点の「いい作品」とは、何かについての僕の考えは、また日をあらためて。


★あと59日!よろしくお願いします!
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2016.08.11 Thu l ピロカルピン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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